目次
自噴により全く汚染されない純粋の水
井戸水の特徴
富田の水の井戸は、地下91メートル66センチ内、3メートル50センチが土砂部分、更に65メートルが中硬岩で水を通さない泥岩砂岩の互層で形成されている。
海面下70mの中硬岩細層にある地下水脈より、日量150トンもの水が、ポンプなしで自然に吹き上がる自噴の井戸水です。
さて水を地上に吹き上げるのに地下の水圧が一体どれほど必要かと水に詳しい方にお聞きしましたところ、10メートル吹き上げるのに約1キロの水圧が必要とのこと、富田の水は地下約90メートルですから9キロの地下水圧がなければ地上に吹き上げられない。ちなみに水道水の圧力は約5キロ。富田の水の井戸の水圧が9キロと水道水の約2倍の水圧で吹き上げていることになりますので、地表の放射性物質等に汚染された地表水は一切混入しないきれいな水なのであります。
しかもこの水は、推定100年以上も前のもので、上流部及び周辺には水質に悪影響を及ぼすものはまったくありません。
また全国でも数少ない熱処理をしていない自然そのままの水で、10年経っても腐らない奇跡の水です。正に自然の恵みそのもの。ちなみに自噴の井戸を掘りあてることは、宝くじに当たるよりも難しい確率と言われております。
井戸概要
名 称 | 南紀白浜 富田の水 |
所在地 | 和歌山県西牟婁郡白浜町十九渕字免の内778番地の2 |
工事期間 | (自)平成4年3月1日 (至)平成4年4月30日 |
掘削工 | ボーリングマシン掘削 |
深 度 | 地下91.66m |
海面下 | 約70m |
水 温 | 地上湧出口 18度 |
施 工 | 和歌山県西牟婁郡白浜町2452 株式会社ジオ・テック |
施 主 | (株)南紀白浜富田の水 |